Je reste avec vous
Journal 2012

2012 9/30 ローディの日々

この一週間程は、久々に弟子らしく、
ローディ(楽器運び及びセッティング)の日々でした。
美織さんが出演される、夢幻華紋のコンサート。
1000席を越える関内大ホール
ステージもまた華やかで豪華です。
あの世界観は文章で説明するのは難しいです。
尺八や琴といった古楽器から、デジタル楽器が融合し、
ミュージシャンも豪華に揃う、壮大なステージでした。
皇族の方、女優の方、市長などなど、お客様も特別豪華です。
演奏も曲も独特な世界観が作られて、
さらに人形舞というものが、あれ程優雅で美しいとは思いもよらずでした。
とても見応えのステージ、裏方とはいえ関わらせて頂き光栄でした。


今回は、リハからずっと夢幻華紋を見てきたのですが、
その中でも「支える人の存在」の大きさを感じました。
ステージには上がらずとも、黙々と沢山の作業をし、
大きな支えとなっている人たち。
舞台の調和を取る人、時には厳しく鼓舞する人、
演者のケアをする人、不慮の事態も柔軟に対応する人、
そして台風接近にも関わらず、その舞台を見届ける人々。
大きな舞台になるほど、関わる人も増え、
大変な事も増えるけど、動く力もその分、大きいのでしょうね。
そんな中で、僕は何を出来ていただろうか?と、
なんか反省みたいな感情が芽生えました w
裏方で「出演する」という緊張感は無い分、
やたらと(無意識に)人間観察に明け暮れた1週間でした。

2012 9/24 Bois Bleu の行方

Bois Bleu が世に出て早くも1ヶ月。
いろんな人が、Bois Bleu の事を気にかけて下さるのが、
とっても嬉しい今日この頃です。
なかには「宝物を見つけた」という、素敵な感想を下さり、
他の人へと紹介して下さる方々もいらっしゃいます。
口づてで広まる事ほど、嬉しい事はないなぁと実感する瞬間です。
いろんなところで、いろんな人に愛されるといいなぁ。。

そしてもっと沢山の人に「宝物」と言ってもらえるように、
今後はライブをしながら西へ東へ奔走したいと思います。
まずは11/10に牧草ライブを、表参道Strobe Cafeで開催します。
さらに11月後半には奈良へ遠征、
来年の始め頃には某地方への遠征計画もあったりと、
なんか、また忙しくなりそう。。
今後の予定は、調整終了次第、
milly la foret web にて順次公開して行きますので、
ぜひ覗いてみて下さいね。

2012 9/14 数式が導きだすモノ

自慢ではないが、僕は学生時代の授業の内容など、
いっさい覚えていない。
だけど先生が一休み中にする、いわゆる「どうでもいい話」は、
やたらと記憶の引き出しに入っている。
その中の1つ、これは高校の数学の先生の話。
その人は、悪く言えば「変わり者」、
良く言えば「天才肌」の数学の先生だった。
「この世界の事はすべて数式で解明できる」そんな事を言って、
飛行機の着陸軌道や、花が咲く過程を数式に当てはめたりして、
実際に黒板に書いて、図で証明していた。
その数式が合っているのか、なんて分からなかったけど、
妙な説得力があった事は覚えている。
この世界の事は数式で表す事ができるのか、、、と。

あれから10年以上の月日が流れた。
最近よくあの先生の話を思い出す。
今1つ1つたし算のように積み上げたものは、
本当に「X」という数字に届くのだろうか?と。
どこかで知らない間に-1という数字をかけ算してしまい、
足せば足すほど、マイナス方向に進んでいるのではないか?
あの先生に聞いたら、また黒板いっぱいの数式を並べて、
妙な説得力のある図形を書いて、答えてくれるのではないか?。。。
相変わらずひどい妄想僻だ。

そして同時に分かっている。
いや、この10年の貴重な経験から、
分かってきたと言うのが正しい表現だろう。
「数式は最後の答えをくれない」
たとえ数式によって、きっぱりと「A」という回答が出されても、
見る角度、立場、常識によって、捕らえ方は変わる。
だから、もしも数式が「A」という答えをくれたとしても、
その答えと向き合って行くのは結局自分自身なのだ。
「A」という答えから、違う答えを導き出すのも、
そのまま受け入れて終わりにしてしまうのも自分次第。

僕にはこの世界がとても残酷で、そして優しく見える。

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