2006/10/15国外脱出

飛行機を乗り継ぎ15時間、深夜のフランスに到着。
大さんチームの皆様に助けて頂き、予約しておいたレンタカーを借りにいくと…???
おかしい…、確かに予約して控えの紙もあるのにどうやらその車が無いらしい…。
わけも分からず200ユーロまけるからと、半ば強引に変更を余儀なくされました。
結局2週間僕らの足となる車は、

…アメ車のクライスラー…。

分からない方はセルシオを想像して下さい。ほぼ同サイズです、でかすぎです、場違いです。
後に幾度となく狭い町中の運転に苦労し、珍しさから町中で写メを撮られることとなるのです…。
そんな危険な車?を運転して深夜にジト(貸別荘)まで送って下さった、
千恵さんと郁子ちゃんにほんとに感謝ですm(_ _)m
いざジトのあるフォンテンルポという小さな町(集落?)を目指します。

到着した2週間滞在するジトは、有り得ない広さ!
自分の家より遥かに広いです。
トイレ3つ、シャワールーム3つ、部屋が4つにめちゃめちゃひろいダイニングルーム。
男部屋では、勝手にベッドやクローゼットまで動かし模様替えが始まる始末。
まだまだ旅行は始まったばかりです…。


場違いクライスラー。
 

豪邸?貸別荘のダイニングルーム。



2006/10/16左右逆

時差ボケか、夜明け前の目覚め。
ジトの窓から外を見ていると次第に白んでくる空。
凛とした空気が何処までも続いている世界に、太陽が昇る。
今日から始まる日々に期待が膨らんでいきます!

本日初の左ハンドル右側通行の運転。
とりあえず右によります。とにかくよります。
同乗者の度重なる絶叫を聞きつつ、まずは生活必需品を買うために南にある隣町へ。
とりあえず使いそうな生活品や、簡単な食材をコンビニっぽい小さな店で購入。
そして!フランスといえば、パン!
パン屋さんでフランスパンとクロワッサンを購入。
そのまま帰りにセーヌ川のほとりで、クロワッサンとジャンボン(ハム)をほおばる。
セーヌ川はフランス人の心、なんて誰かが言っていたけど本当に素敵な川です。
洪水が無いというその川は、溢れんばかりの水かさで、
ゆったりと、雄大にフランス内を流れています。
その川の目の前でクロワッサンを食べていると、あぁフランスに来たんだなぁ…と実感します。


窓から見える朝焼け、地平線まで畑と森。
 

ジトの庭から見るジト。まるでお城。



2006/10/17初めての世界

またまた時差ボケ、夜明け前の目覚め。
同じく目覚めていたとびびと、隣町にあるパン屋さんまで朝の散歩。
僕らのジトから東の隣町へ歩いて行きます。
隣町に行くためには、畑や森の中を通って行かなきゃなりません、
歩くとかなり時間がかかります。片道40分。
まだまだ暗い朝の畑道を歩いて行く。
すると遠く地平線から白んでくる空、広大な畑道を歩いている僕たちに見える世界は、
前を向けば朝、後ろを向けば夜というまさに幻想的な世界。
朝と夜の狭間に立っているようでした。

午後からは買い出しのために、郊外に必ずあるという大きなマーケットを探す旅。
マーケットは地図には描かれていないので、とにかくドライブしながら探します。
やっとの思いで見つけた大型マーケットは、日本と規模も内容もあまりに違ったのでビックリ。
日本にはない野菜や魚、ジャムやお菓子に目の色を変えて散って行くメンバー。
フランスに来た事のある美織さんととびびが、いろいろ食材を教えてくれたりして、
2人にくっついての買い物がやたら楽しい〜。
しかも500円も出せばおいしいワインが飲めます!たまりません!
たっぷり買い物して、夕飯はジトの庭でバーベキュー。
フランスの空気で飲むワインは最高に美味です!


夜明け前、ようやく歩いて隣町に到着。
 

買い出し後、随分充実したキッチン。



2006/10/18ボルダリング

さぁ、本日はクライミング!岩場に行きます!
フランスにくる前からものっそい楽しみにしておりました。
日本のクライミングジムで、何度かボルダーをやったりはしたのですが、
自然の岩場を登るのは初めてです。
しかも!小山田大さんチームのみなさんに案内して頂いてのクライミング!
ありえません、この贅沢さ。
朝から岩場へ案内して頂いて、エレファントという有名なクライミングスポットに到着。
ここにある岩が、象にそっくりだからついたこのスポット名。
実際そっくりです。むしろ象にしか見えません。
大さんや保科さんに「ここ登れそう」とスポットを見つけてもらってはクライミングを堪能。
夢中で岩にくっついている自分がいました。すっごい楽しい〜。
しかもね、自然の岩場って楽しいだけじゃないんです。
エネルギーが吹き出しているというか、ものすごく力を感じる場所です。
そして、ほんの少しですが世界の小山田大さんの登りも見させてもらいました。
僕が語れるような事ではないのですが、力強く美しいんです。
岩を掴んだその瞬間から、1枚の絵のようで全てが綺麗なんです。
変な話かもしれないけど、芸術を鑑賞するような目で見ている自分がいました。
もっともっと見ていたい姿でした!
この姿が世界レベルなんだなぁ。でっかいです。


まさに象、自然にこの形状になった事が奇蹟。
 

登って行く姿が綺麗、1つの芸術が完成して行くみたい!



2006/10/19バルビゾン

本日は微妙に昨日の筋肉痛を抱えつつ、画家達の聖地といわれるバルビゾンへ。
バルビゾン派で有名な画家といえば、ミレーやルソー。
どこまでも続きそうな広大な畑の中に、ちょこっと存在している、そんな小さな村です。
その村へ行くまでの道中を見ると、
「落穂拾い」や「晩鐘」といった畑と農民の絵を描いた理由が少しわかる気がします。
地平線の向こうにまで、畑が続いて、
そして、すぐそばにはフォンテーヌブローの森。
華の都パリではなく、この場所で働く人々や風景の生命力に魅せられたのではないでしょうか。
バルビゾンを散策しつつ、ミレーのアトリエや県立美術館へ。
美術館でルソーの描いた森の絵に、何とも言えない感動を覚えました。
それは小さな絵だけれど、生き生きと木々が描かれ、
その絵はまるで3Dのように浮き出て見えるほどの存在感を持っていたんです!
昨日今日と世界に名を残す人の偉大さとその力を感じます。


ミレーのアトリエ。
 

町中のベンチ、石の風化や蔦が町の歴史を物語る。



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